2025.11.17映画『栄光のバックホーム』特別試写会レポート

五洋医療器株式会社は、元阪神タイガース外野手・横田慎太郎さんの実話をもとにした映画『栄光のバックホーム』に協賛企業として参画しています。 2025年11月の全国公開に先立ち、11月8日(土)・9日(日)には協賛企業向け特別試写会が開催され、当社グループからも多くの社員・関係者が参加しました。 本記事では、映画の概要とあわせて、試写会当日の様子や参加者の感想をご紹介します。

【映画『栄光のバックホーム』とは】

『栄光のバックホーム』は、阪神タイガースにドラフト2位で入団し、将来を嘱望されながらも、21歳という若さで脳腫瘍を発症した横田慎太郎さんの軌跡を描いた作品です。 プロ野球選手としての挑戦、病との闘い、家族や仲間との絆、そして引退試合での“あのバックホーム”。 一人のアスリートの物語であると同時に、「支える人」「見守る人」それぞれの人生にも光を当てたヒューマンドラマです。 困難な状況に置かれながらも、家族や仲間に支えられ、最後まで諦めずに挑み続ける姿は、スポーツファンに限らず、多くの人の心に深く残る作品だと感じています。

五洋医療器株式会社が本作に協賛した背景

代表取締役小坂 正記

五洋医療器株式会社は、医療機器・ヘルスケア事業に加え、グループ施設「瀬戸内ローズフィールド」を通じて、地域スポーツや健康づくりの支援にも力を入れてきました。
「人の健康と、挑戦し続ける姿を応援したい」という思いは、当社の事業と強く重なります。

実在のアスリートの苦悩と再起、そして家族や仲間との絆を描く『栄光のバックホーム』の制作に関わることは、 「医療・スポーツ・地域」をつなぎ、人々の人生に寄り添う存在でありたい、 という当社の理念とも合致しており、このたび協賛企業として参画する運びとなりました。

 

協賛企業向け特別試写会の様子

11月8日(土)・9日(日)に開催された協賛企業向け特別試写会には、当社およびグループ会社の社員、関係先の皆さまなど、多くの方にご参加いただきました。
約200席の会場はほぼ満席となり、上映前からロビーには作品への期待感があふれていました。
上映が始まると、物語が進むにつれて、会場のあちこちから静かなすすり泣きが聞こえはじめます。
胸が熱くなるシーン、思わず涙がこぼれそうになる瞬間――。

スクリーンに映し出されるのは「特別な誰かの物語」ではなく、「自分や身近な人にも重ねてしまう物語」なのだと実感させられる時間でした。

また、撮影の約7〜8割が福山市近郊で行われたこともあり、 エブリイ福山市民球場や病院シーン、街並みなど、見慣れた風景が随所に登場します

地元企業として大きな親近感と誇りを感じるとともに、エンドロールには当社をはじめ、ゆかりのある団体・施設名が数多く流れ、改めて本作への関わりの大きさを実感する機会となりました。
上映後には、秋山純監督や主演の松谷鷹也さんら「チーム秋山」の皆さまによる舞台挨拶も行われ、制作の裏側や福山への思い、そして五洋医療器への感謝の言葉が語られました。

【参加者の声】


ここからは、試写会に参加した社員・関係者の「生の声」を一部ご紹介します。

福山営業所 成川係長

会場には開場前から多くの方が詰めかけ、この作品への関心や期待の大きさが伝わってきました。 元プロ野球選手・横田慎太郎さんの野球人生や病との闘い、家族・仲間の絆が、とても前向きに描かれており、心を揺さぶられるシーンの連続でした。 野球が好きな人だけでなく、人生の挫折や大切な人の死と向き合った方、支えてくれる家族や仲間との絆を大切にしたい方、困難に直面して前に進むための一歩が欲しい方など、多くの方に見ていただきたい作品です。 福山市近郊でのロケが多く、ローズフィールドやエブリイ福山市民球場、病院など、見慣れた風景がたくさん登場するのも印象的でした。 エンドロールに流れる知った名前や団体名を見て、「自分の勤める会社がこれだけ深く関わっているんだ」と誇らしい気持ちになりました。 感動して勇気をもらえること間違いなしの作品です。 ぜひ大切な人を誘って劇場でご覧になってください。

三原営業所 伊津井所長

今回が人生で初めての試写会参加でしたが、本部スタッフのサポートもあり、スムーズに着席できました。 会場入口では、お揃いの黒Tシャツを着たスタッフの方々に迎えられましたが、実はその多くが出演者兼スタッフであったと後から知り、驚きと同時に作品への熱量を感じました。 上映後の舞台挨拶では、監督や出演者の皆さんが福山市や五洋医療器への感謝、撮影時の裏話などを熱く語られており、横田選手やご家族への深いリスペクトが伝わってきました。 作品は「泣けてしまう映画」であることは事前に想像していましたが、実際には想像以上で、私の周りでも終始鼻をすする音が聞こえていました。 三原営業所のメンバーの中には、開始5分で涙が止まらなかった者もいたほどです。 貴重な試写会に参加させていただいたことに感謝するとともに、今後もこのような良いご縁が続いていくことを期待しています。

三原営業所 酒瀬川さん

映画『栄光のバックホーム』を拝見し、胸が熱くなりました。 地元・鹿児島の風景や言葉がスクリーンに映るたびに懐かしさを覚え、同じ鹿児島出身として強い共感を抱きました。 挑戦する姿、仲間との絆、故郷への思いが丁寧に描かれており、最後まで心を揺さぶられました。 「自分も頑張ろう」と勇気をもらえる、素晴らしい作品だと感じました。 

岡山営業所 立畑所長

約200名収容の会場は満席となり、盛況のうちに試写会が開催されました。 上映が始まって間もなく、客席後方からすすり泣きの声が聞こえはじめ、作品の持つ深い感動が会場全体に広がっていくのを感じました。 撮影の大部分が福山市で行われたこともあり、見慣れた街並みや地域の方々の姿が随所に登場します。 地元企業として、大きな親近感と誇りを覚えました。 五洋医療器として本作品に協賛できたことを大変光栄に感じるとともに、 「地域に寄り添い、人々の笑顔に貢献する」 という当社の理念を改めて実感する機会となりました。

本部 大久保さん

私は熱烈なカープファンですが、横田選手は敵チームながら「良い若手選手が出てきた」と楽しみにしていた選手でした。 若くして脳腫瘍を発症し、復帰、引退、その後のセカンドキャリアまで、ニュースを通じてずっと気にかけていました。 訃報に触れたときは「なぜ横田くんなのか」と、やり切れない思いでいっぱいだったことを覚えています。 そんな横田さんを描いた映画ということもあり、終始涙なしでは観られませんでした。 監督は舞台挨拶の中で、この映画が完成するまでには何度も危機的な状況があり、五洋医療器の協力がなければ完成できなかったと、何度も感謝の言葉を述べておられました。 社長がつないでくださったご縁のおかげで、このような素晴らしい作品に関わることができたことに心から感謝しています。 ムビチケも購入しましたので、公開後にもう一度劇場で観たいと思っています。

天元堂薬局 大下さん

『栄光のバックホーム』は、野球というスポーツを通して、人間の成長や家族・仲間との絆を描いた感動作でした。 特に引退試合でのバックホームのシーンは、これまでの努力や信頼、そして新たな覚悟が凝縮されているように感じました。 観終わった後には、単なるスポーツ映画を超えた「人生の物語」としての余韻がいつまでも残りました。 努力、家族、仲間との絆、そして信じる心の尊さを改めて教えてくれる作品だと思います。

 

いちご薬局 今井さん・田丸さん(対談形式) 

今井さん:久しぶりに涙が止まらず、目の奥が痛くなるほど泣きました。約200席の会場はほぼ満席で、ポスターにある「すべての横田慎太郎に捧ぐ」という言葉の意味が、観ているうちに深く理解できた気がします。 「自分だったらどう生きるだろう」「どんな言葉をかけるだろう」と考えさせられる場面がたくさんありました。 田丸さん:私も、とにかくよく泣きました。鈴木京香さん演じる母親の姿に胸を打たれ、母親の目線で観てしまって、涙が止まりませんでした。「今を大事に生きよう」と素直に思える作品でした。 今井さん:監督がおっしゃっていたように、「みんなが横田慎太郎」であり、誰もが自分自身や身近な人に重ね合わせることができる物語だと感じました。映画で感じた思いを忘れず、一日一日を大切に過ごしていきたいです。

【映画公開に向けて――劇場でぜひご覧ください】

映画『栄光のバックホーム』は、2025年11月28日(金)より全国公開予定です。

公式HP:https://gaga.ne.jp/eikounobackhome/

公式NOTE:https://note.com/fond_yarrow6300

当社グループにとっても、地域の皆さまにとっても、大変ゆかりの深い作品となりました。 試写会の感想から、作品の魅力が少しでも伝わっていれば幸いです。 まだご覧になっていない方は、ぜひ劇場で本作をご鑑賞いただき、横田慎太郎さんの生き方と、その周りで支え続けた方々の思いに触れていただければと思います。

今後も五洋医療器株式会社は、医療・スポーツ・地域が連携し、人々の健康と笑顔に貢献できる取り組みを進めてまいります。 

 

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